東本願寺「春の法要」に5人が参拝


 去る4月1日(金)、明徳寺紫雲朋の会では、東本願寺「春の法要」に団体参拝しました。恒例の行事ですが今回は紫雲朋の会会員5名がお参りさせていただきました。午前8時に前住職の自家用車で木之本を出発し、北陸・名神高速道路を経由し、先ず大谷祖廟へ行きました。初めての方もおられ、お参りできてとても喜んでおられました。周辺の円山公園は桜が丁度満開で、有名なしだれ桜や八坂神社なども見学しました。

 昼食後、西本願寺に参詣しました。東本願寺とは規模は小さく見えますが、とても古い建物で歴史と信仰の深さも感じられ、心静かにお参りしていると先人のお念仏の声が聞こえてきそうでした。

 午後1時に東本願寺に到着し、団体参拝の受付を済ませ、御影堂に入りました。堂内はすべて予約席(パイプ椅子)で300人ほどの席がありました。私たちは正面の最前列に着席することができ、親鸞聖人ご真影の前でお参りができとてもありがたいことでした。

 午後1時15分から木越宗務総長の挨拶があり、その後記念講演がありました。講師は門脇健大谷大学名誉教授で、「育まれる信心」を講題としてお話しされました。引き続き50人からなる大谷派合唱連盟所属の合唱団の有志の方から、慶讃テーマソング最優秀賞曲「今日も明日もあなたもわたしも」と優秀賞「ひとりじゃない」「あなたのこえ」が披露されました。

 午後2時から親鸞聖人御誕生会が音楽法要で勤まりました。コロナ対策で、僧侶も外陣では50人ほど、内陣や余間で40人ほどの出仕でした。

 本山を3時過ぎに出発し、湖西周りで午後5時30分ごろ木之本に帰りました。好天に恵まれ桜花爛漫の風情を楽しみながらの参拝ができ、有意義な団体参拝ができ有り難く思っております。

 

 


2022年04月04日