浄喜寺の報恩講に出講

 「行橋市浄喜寺の報恩講にお参りする」

 先日、娘の嫁いだ行橋市のお寺の報恩講に、家内と共にお参りしました。毎年4月24日から28日までの5日間勤まり、前半の2日間は伊藤元先生(小倉・徳蓮寺前住職)がお話しされ、後半の3日間は私が法話をすることになっています。久しぶりに伊藤先生とお出会いできありがたく思っています。
 昨年の長浜教区親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要にご出講していただいたことなどが話題となり、いまだに教区での事前研修などがとてもよかったと喜んでおられました。年齢も90歳になられ、遠方へのご出講はお断りされているとのことですが、長浜のような取り組みには、また寄せてもらいたいと仰っておられました。
 最終日の結願日中のお勤めは入楽法要で勤められ、住職の登壇などあり厳粛な法要でした。午後からはお内仏で報恩講が勤められ、多くの参詣者らと外孫らが一緒にお勤めをしました。長男は小学校5年生で今年の8月に得度を受けることになっています。次男は小学校2年生ですが、2人とも住職の横に行儀よく着座して大きな声で正信偈を唱えていました。その後ろでは娘の坊守が衣体をつけて出仕をしていました。親子そろってお勤めをしている姿はなんとも言えないうれしい気持ちでいっぱいでした。御文は娘が拝読し、その後私が法話をさせていただいたのですが、嬉しくて心臓が高鳴っていました。丁度学生時代初めてデートしたときの心臓の高鳴りと同じでした。身体によくありません。
ともあれ、時のたつ速さを改めて感じさせられました。

 報恩講が終わった翌日に別府へ行きました。猿の高崎山や水族館を見学しました。雨模様でしたがたくさんの観光客でどこも賑わっていました。

 

 

 


2024年05月02日